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ビットコイン分裂に備える。

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先日のブログでも軽く触れましたが、ビットコインのハードウォーク(分裂)について個人でできる対策として書いておきたいと思います。

 

 

 現在、ビットコインでは対立が起こっており「分裂」が懸念されています。

 

 

ビットコインはオープンな環境のソフトウェアのため変更が可能です。
その変更を巡って二極化しているという動きです。

 


分裂が起きた場合には、現在のビットコインBitcoin Core(ビットコインコア)とBitcoin Unlimited(ビットコインアンリミテッド)に分かれることになります。

 

 

 現在、イーサリアムイーサリアムクラシックが2つあるのはそれが理由になります。

 

 

ビットコインネットワークが2つに分かれることになると、ビットコイン2種類が競争通貨になりうる恐れがあるということです。

より詳しい記事:

ビットコインのハードフォークへの備え方(ユーザー向けFAQ) | ビットコイン研究所

 

 

【個人で出来る対策】

 

・取引所には保管せず自分のウォレットに保管する

・鍵が自分で管理できるウォレット使用する

・ウォレットがBTC、BTU両方に対応するまで送受信しない

・情報が整うまで待つ

  

 

取引所にビットコインを置いておくことはリスクが高いということです。

 

 

【想定されるリスク】

 

・取引所によっては、片方のコインしか取引や引き出しをサポートしない場合があります。 

その場合、他方のコインを売りたいと思っても売りや引き出しもできない可能性があり、その間に価格が下がってしまうかもしれないという懸念。

  

・コインを取引所の技術的なミスにより失う可能性。

 

リプレイ攻撃により失う可能性。

これは、実際にETHとETCのフォークの際にいくつかの取引所で起こりました。失われたコインは(元のコインのみが返却対象だという理由で)顧客に返還さませんでした。

これにより今回は、取引所でも声明がでています。

扱うか扱わないかは取引所が決めますが、リプレイ攻撃というものへの対策をアンリミテッドコインが行わない限り、扱わない(扱うことが技術的に不可能)と言っています。

 

 

【対策】

 

ハードウォレット、またはCopay(bitpay)を利用する。

 

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 ハードウォレットはその名前の通り物理的にインターネットから遮断しているウォレットになります。

 

 

 

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Copay(bitpay)はクロスプラットフォームなので色々面で対応しやすいということと、ローカルウォレットなので基本的に一斉攻撃でまとめて盗まれる心配がクラウドよりは低いです。

 より詳しい記事: ビットコインのウォレットを作るならBitpay/Copayが一番お勧め

 

 

 

 実際に起こるかは分かりませんが、備えれるリスクは極力回避していきたいですね。